15日、京都競馬場で行われた第10回京都ハイジャンプ(障害3歳上、JGII・芝3930m)は、高田潤騎手騎乗の4番人気
キングジョイ(牡6、栗東・増本豊厩舎)が、逃げ込みを図る1番人気
コウエイトライを直線半ばで一気に交わし、3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは4分26秒2(良)。さらに10馬身離れた3着には2番人気
エイシンニーザンが入った。
勝った
キングジョイは、父マーベラスサンデー、母プリンセスエイブル(その父ジェイドロバリー)という血統。平地では18戦して未勝利だったが、06年6月に障害転向2戦目で初勝利を挙げ、昨年の京都ジャンプS(JGIII)で重賞初制覇。その後も昨年の中山大障害(JGI)で2着に入るなど重賞で好走を続けており、今回の勝利で重賞2勝目となった。通算成績31戦3勝(うち障害13戦3勝、重賞2勝)。
鞍上の高田潤騎手は
ドリームパスポートで制した06年神戸新聞杯(GII)以来のJRA重賞制覇で、通算7勝目。管理する増本豊調教師は
サンライズマックスで制した
エプソムC(GIII)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では15勝目となった。