29日、川崎競馬場で行われた第52回川崎記念(交流G1・ダ2100m)は好スタートから終始主導権をとった松永幹夫騎手騎乗のカネツフルーヴ(牡6・JRA)が後続を振り切り優勝、交流G1・2勝目を飾った。勝ち時計は2分14秒8。2着には後方から追い込んだリージェントブラフが入り、3着には船橋の牝馬ジーナフォンテンが入った。1番人気に推された武豊騎手騎乗のアッパレアッパレは4着にとどまった。
カネツフルーヴは栗東・山本正司厩舎所属。父はパラダイスクリーク、母は牝馬として初めて南関東三冠を果したほか、数々の輝かしい成績を残した南関東の名牝ロジータ。兄弟にはイブキガバメント、シスターソノ(レギュラーメンバーの母)などがいる。母ロジータも現役時川崎記念を制しており、母仔制覇となった。自身もこれで昨年の帝王賞に続き2つ目のG1タイトル獲得となる。通算成績は27戦8勝(うち重賞2勝)。