中山大障害、キングジョイ&高田がJGI初制覇

2008年12月27日 14:40

 27日、中山競馬場で行われた第131回中山大障害(障害3歳上、JGI・芝4100m)は、高田潤騎手騎乗の2番人気{horse=2002107516:キングジョイ}(牡6、栗東・増本豊厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、直線に向いて豪快に追い込み、3番人気メルシーエイタイムを1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは4分45秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には11番人気テイエムトッパズレが入った。圧倒的1番人気(単勝1.4倍)マルカラスカルは先手を取るも、道中大きく外に逃避する場面が見られ、直線で失速して5着に敗れた。

 勝ったキングジョイは、父マーベラスサンデー、母プリンセスエイブル(その父ジェイドロバリー)という血統。平地では18戦して未勝利だったが、06年6月に障害転向2戦目で初勝利を挙げると、昨年の京都ジャンプS(JGIII)で重賞初制覇。昨年の中山大障害ではメルシーエイタイムの2着に入っている。前走の京都ハイジャンプ(JGII)で重賞2勝目を飾っており、今回が2連勝でのJGI初制覇となった。通算成績32戦4勝(うち障害14戦4勝、重賞3勝)。

 鞍上の高田潤騎手はJGI初制覇。JRA重賞はキングジョイで制した京都ハイジャンプに続く今年2勝目で、通算8勝目。管理する増本豊調教師はマルカラスカルで制した今年の中山グランドジャンプに続くJGI・2勝目。JRA重賞は京都ハイジャンプに続く今年4勝目で、通算16勝目となった。

 また、マーベラスサンデー産駒にとってはこれがGI初制覇となった。

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