5日、京都競馬場で行われた第47回京都金杯(4歳上、GIII・芝1600m)は、津村明秀騎手騎乗の7番人気{horse=2003100496:タマモサポート}(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)が、好位のインコースから直線に向いて抜け出すと、最内を突いて伸びた3番人気マルカシェンクに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。さらに1/2馬身差の3着には最後方から追い込んだ2番人気ファリダットが入り、1番人気のアドマイヤオーラは4着に敗れた。
勝ったタマモサポートは、父が88年の金杯・西(GIII)を制し、後にGI・3勝を挙げたタマモクロス、母アンサーミー(その父ジョリーズヘイロー)という血統。
06年ラジオNIKKEI賞(GIII)で今回と同じく津村騎手を背に重賞初制覇。その後も08年東京新聞杯(GIII)3着、関屋記念(GIII)3着など重賞戦線で活躍を続けており、前走のキャピタルS(OP)を8番人気で制してここに臨んでいた。通算成績27戦6勝(重賞2勝)。
鞍上の津村明秀騎手は06年ラジオNIKKEI賞以来のJRA重賞制覇で、通算2勝目。管理する藤岡健一調教師も同レース以来のJRA重賞制覇で、通算4勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。