NARは8日、「NAR
グランプリ2008」の表彰馬及び表彰者を発表した。
年度代表馬は、帝王賞(交流GI)を制した
フリオーソが2年連続の受賞。また、今回から新設されたダート
グレード競走特別賞は、ジャパンCダート(GI)、東京大賞典(交流GI)を制した
カネヒキリが受賞している。
最優秀調教師賞は年度代表馬の
フリオーソなどを管理する川島正行調教師が9回目の受賞を果たし、最優秀騎手賞は
フリオーソで帝王賞を制すなど、勝利数・収得賞金で全国1位となった戸崎圭太騎手が初受賞。また、優秀新人騎手賞にはクラスターC(交流GIII)を
プライドキムで制した川島正太郎騎手が選定されている。
さらに、特別賞にはシンガポールでG1制覇を果たした高岡秀行調教師と、マカオG1を制したほか韓国(釜山)リーディングに輝いた内田利雄騎手が、ともに海外での業績を讃えられ選定された。
なお、表彰式は2月5日(木)に東京都内のホテルにて行われる。各部門の表彰馬と表彰者は以下の通り。
【表彰馬】※馬齢は昨年のもの、下段は08年の主な勝ち鞍
◆年度代表馬、サラブレッド4歳以上最優秀馬
フリオーソ(牡4、船橋・川島正行厩舎)
※帝王賞(交流GI)、ダイオライト記念(交流GII)
◆サラブレッド2歳最優秀馬
アンペア(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)
※エーデルワイス賞(交流GIII)
◆サラブレッド3歳最優秀馬
ドリームスカイ(牡3、川崎・内田勝義厩舎)
※東京ダービー(南関東G1)
◆アラブ最優秀馬
該当馬なし
◆ばんえい最優秀馬
ナリタボブサップ(牡6、ばんえい・大友栄人厩舎)
※帯広記念、旭川記念、北斗賞
◆最優秀牝馬
トーセンジョウオー(牝7、船橋・川島正行厩舎)
※スパー
キングレディーC(交流GIII)
◆最優秀短距離馬
フジノウェーブ(牡6、大井・高橋三郎厩舎)
※東京盃(交流GII)
◆最優秀ターフ馬
イグゼキュティヴ(牡2、北海道・田部和則厩舎)
※京都2歳S(OP)
※現在は川崎・河津裕昭厩舎に所属
◆ダート
グレード競走特別賞馬
カネヒキリ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)
※ジャパンCダート(GI)、東京大賞典(交流GI)
◆特別表彰馬
ホスピタリテイ(種牡馬、1979−2008)
※地方競馬が生んだ名馬の一頭。ドクタースパートを輩出するなど、種牡馬としても活躍
【表彰者】
◆最優秀調教師賞
川島正行(船橋) 7年連続9回目
◆最優秀騎手賞
戸崎圭太(大井) 初受賞
◆優秀新人騎手賞
川島正太郎(船橋)
◆優秀女性騎手賞
宮下瞳(愛知) 2年ぶり8回目
別府真衣(高知) 3年連続3回目
◆
ベストフェアプレイ賞
吉原寛人(金沢) 初受賞
◆特別賞
高岡秀行調教師(シンガポール)
内田利雄騎手
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。