03年、04年と2年連続でNAR
グランプリを受賞したナイキアディライト(牡9)と、ダートの本場アメリカのBCクラシック(米G1)にも挑戦した(6着)パーソナルラッシュ(牡8)の2頭が、現役生活を引退。ともに北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬になることが決まった。2頭は8日に同スタリオンに到着。来るべきシーズンに向けて体作りを行っている。
ナイキアディライトは、父ディアブロ、母ナイキアラモード(その父スリルショー)。パーソナルラッシュは、父ワイルドラッシュ、母パーソナリー(その父Alydar)という血統の米国産馬。
前者は03年に南関東2冠馬になったのをはじめ、南関東で重賞12勝を挙げ、後者はダービー
グランプリ(交流GI)、ダイオライト記念(交流GII)に勝ったほか、JRAのエルムS(GIII)を2連覇している。
なお、種付料はナイキアディライトが受胎確認後20万円、出生条件30万円、パーソナルラッシュが受胎確認後30万円(2月末日の申込の場合は10万円)、出生条件50万円と設定された。