8日、京都競馬場で行われた第14回
シルクロードS(4歳上、GIII・芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の7番人気
アーバンストリート(牡5、栗東・野村彰彦厩舎)が、後方追走から直線で鋭い末脚を見せ、6番人気
ソルジャーズソングに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒5(良)。さらにアタマ差の3着に4番人気
モルトグランデが入った。1番人気
スプリングソングは14着。
勝った
アーバンストリートは、父スウェプトオーヴァーボード、母タイキクリスティー(その父Theatrical)という血統。06年8月にデビュー。昨年、500万下からの3連勝など本格化を見せ、前々走の納屋橋S(1600万下、中京・芝1200m)を勝ってオープン入り。前走の尾張S(OP)は3着に入っていた。通算成績22戦6勝(うち地方1戦0勝、重賞1勝)。
鞍上の福永祐一騎手は京成杯(GIII、
アーリーロブスト)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算68勝目。管理する野村彰彦調教師は06年京都ハイジャンプ(JGII、
スプリングゲント)以来のJRA重賞制覇で通算24勝目となった。
なお、スウェプトオーヴァーボード(父エンドスウィープ)産駒はJRA重賞初勝利となった。地方では昨年の東京ダービー(南関東G1)を勝った
ドリームスカイ(牡4、川崎・内田勝義厩舎)がいる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。