8日、東京競馬場で行われた第43回共同通信杯(3歳、GIII・芝1800m)は、武豊騎手騎乗の1番人気{horse=2006110007:ブレイクランアウト}(牡3、美浦・戸田博文厩舎)が、後方追走から直線では内を突き、2番人気トーセンジョーダンに1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着に9番人気トップカミングが入った。
勝ったブレイクランアウトは、父Smart Strike、母はロングアイランドH(米G2)の勝ち馬キュー(その父フレンチデピュティ)という血統の米国産馬。
昨年7月のデビュー戦(新潟・芝1600m)を4馬身差で圧勝。以降3戦はすべて1番人気に推されたが、いちょうS(OP)4着、東京スポーツ杯2歳S(GIII)2着、朝日杯フューチュリティS(GI)3着と惜敗が続いていた。通算5戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の武豊騎手は先週の京都牝馬S(GIII、チェレブリタ)に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算256勝目。管理する戸田博文調教師は昨年の京成杯AH(GIII、キストゥヘヴン)以来のJRA重賞通算6勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。