14日、中京競馬場で行われた第57回中京記念(4歳上、GIII・芝2000m)は、秋山真一郎騎手騎乗の15番人気(単勝56.8倍){horse=2002104686:サクラオリオン}(牡7、栗東・池江泰郎厩舎)が中団追走から、先に抜け出した1番人気ヤマニンキングリーをゴール直前で3/4馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは2分00秒4(重)。さらに1/2馬身差の3着に4番人気レッツゴーキリシマが入った。
勝ったサクラオリオンは、父エルコンドルパサー、母サクラセクレテーム(その父Danzig)。半兄に08年赤レンガ記念(札幌)など重賞2勝のサクラハーン(牡10、北海道・林和弘厩舎、父アフリート)がいる血統。
05年3月にデビューし、3戦目で初勝利。昨年の8月のポプラS(1600万下、札幌・芝2000m)を勝ってオープン入り後は、福島記念(GIII)7着、中日新聞杯(GIII)10着、白富士S(OP)6着と苦戦が続いていた。通算成績28戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の秋山真一郎騎手は、昨年のキーンランドC(GIII、タニノマティーニ)以来となるJRA重賞制覇で、通算16勝目。管理する池江泰郎調教師は、07年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII、サブジェクト)以来となるJRA重賞制覇で、通算61勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。