15日、中山競馬場で行われた山桜賞(3歳500万下、芝2000m)は、三浦皇成騎手騎乗の1番人気{horse=2006103206:ピサノカルティエ}(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、最後方追走から徐々に進出すると、ゴール前で一気の伸び脚を見せ、逃げ粘る2番人気モエレビクトリーを1馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分01秒9(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気ハギノバロンドールが入った。
勝ったピサノカルティエは、父ネオユニヴァース、母コープランズナニー(その父Copelan)。半兄に05年北海優駿(旭川)など重賞2勝のフリートアピール(牡7、大井・月岡健二厩舎、父アフリート)がいる血統。07年セレクトセール1歳にて3600万円(税抜)で落札されている。今年1月のデビュー戦(中山・芝2000m)を制した後は、500万下で2着が続いていた。通算成績4戦2勝。