18日、阪神競馬場で行われた第40回マイラーズC(4歳上、GII・芝1600m)は、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気
スーパーホーネット(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、中団追走から直線に向いて抜け出すと、ゴール前猛追した3番人気カンパニーをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。さらにハナ差の3着には9番人気
スマイルジャックが入った。
勝った
スーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(その父エルセニョール)という血統。2歳時から朝日杯フューチュリティS(GI)2着などの活躍を見せており、07年スワンS(GII)で重賞初制覇。昨年は京王杯ス
プリングC(GII)で重賞2勝目をマークし、毎日王冠(GII)では断然人気の
ウオッカを破る大金星を挙げた。続くマイルCS(GI)は1番人気で2着。今回は香港マイル(香G1)5着以来、4か月ぶりのレースだった。通算成績26戦10勝(うち海外1戦0勝、重賞4勝)。
鞍上の藤岡佑介騎手は
ワンカラットで制したフィリーズレビュー(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算14勝目。管理する矢作芳人調教師は
スーパーホーネットで制した昨年の毎日王冠以来となるJRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。