26日、京都競馬場で行われた橘S(3歳OP、芝1200m)は、熊沢重文騎手騎乗の11番人気(単勝38.8倍)グランプリエンゼル(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)が、好位追走から直線で力強く抜け出し、1番人気エイシンタイガーに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒6(重)。さらに1/2馬身差の3着に2番人気タイガーストーンが入った。
勝ったグランプリエンゼルは、父アグネスデジタル、母がJRA2勝のアンダンテ(その父サンデーサイレンス)という血統。昨年7月にデビューし、3戦目(札幌・芝1200m)で初勝利。サフラン賞(500万下)12着、寒桜賞(500万下)9着と昇級後2戦は苦戦が続いたが、前走の3歳500万下(阪神・ダート1200m)を10番人気で制し2勝目を挙げていた。通算成績7戦3勝。