16日、京都競馬場で行われた第11回京都ハイジャンプ(障害4歳上、JGII・芝3930m)は、佐久間寛志騎手騎乗の3番人気{horse=2003109125:テイエムトッパズレ}(牡6、栗東・鹿戸明厩舎)が終始先頭をキープすると、直線外から追い上げた5番人気スズカスペンサーに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分25秒9(良)。さらにハナ差の3着に13番人気クールジョイが入った。なお、1番人気インカムは障害飛越の際に落馬し競走を中止している。
勝ったテイエムトッパズレは、父テイエムオペラオー、母テイエムシャルマン(その父ステートリードン)という血統の鹿児島産馬。伯父にシルクジャスティス(有馬記念-GI)がいる。05年7月のデビュー戦を勝利で飾り、その後は勝ち星に恵まれなかったが、障害4戦目で2勝目をマーク。昨年5月の京都ジャンプS(JGIII)で重賞初制覇を飾り、中山大障害(JGI)では11番人気ながら3着に好走していた。通算成績33戦4勝(うち地方3戦0勝、障害20戦3勝、重賞2勝)。
鞍上の佐久間寛志騎手はテイエムトッパズレで制した昨年の京都ジャンプS以来となるJRA重賞制覇で、通算2勝目。管理する鹿戸明調教師はテイエムエースで制した昨年の東京ハイジャンプ(JGII)以来となるJRA重賞制覇で、通算では7勝目となった。