現地時間17日、英・アスコット競馬場で行われたプリンスオブウェールズS(4歳上、英G1・芝10f、8頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗の3番人気ヴィジョンデタ Vision D'Etat(牡4、仏・E.リボー厩舎)が、1番人気タータンベアラー Tartan Bearerに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分06秒90(良)。さらにアタマ差の3着にはネヴァーオンサンデー Never on Sundayが入った。
勝ったヴィジョンデタは、父チチカステナンゴ、母Uberaba(その父Garde Royale)という血統の仏国産馬。07年9月のデビューから無傷の5連勝で昨年の仏ダービー(仏G1)を制覇。続くニエル賞(仏G2)も制し、6戦無敗で凱旋門賞(仏G1)に出走した(5着)。今季2戦目となった前走のガネー賞(仏G1)を快勝。今回の勝利でG1・3勝目となった。通算成績10戦8勝(重賞4勝)。