21日、水沢競馬場で行われた第37回みちのく大賞典(ダート2000m、1着賞金500万円)は、安部幸夫騎手騎乗の2番人気{horse=2002102150:キングスゾーン}(牡7、愛知・原口次夫厩舎)が、先手を取ると直線に向いてもしぶとく粘り、1番人気リュウノキングダム(船橋)の追い上げを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分08秒4(良)。さらに6馬身差の3着には4番人気マヤノグレイシー(愛知)が入った。
勝ったキングスゾーンは、父キングヘイロー、母マチスマリン(その父Al Nasr)。叔母に04年マリーンC(交流GIII)を制したベルモントビーチがいる血統。07年サマーチャンピオン(交流GIII)を制すなど交流重賞でも好走を見せており、今回の勝利で06年オータムスプリントC(金沢)、08年マイル争覇(名古屋)、08年東海桜花賞(名古屋)、09年マイル争覇に続く重賞6勝目となった。通算成績65戦21勝(うちJRA6戦0勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。