JRAは15日、06年東京新聞杯(GIII)を制したフジサイレンス(牡9、美浦・矢野英一厩舎)が、12日付で競走馬登録を抹消したと発表した。今後は栃木県のオリンピア乗馬クラブにて乗馬となる予定。
フジサイレンスは、父フジキセキ、母がJRA1勝のダイワラブリー(その父マルゼンスキー)という血統。美浦・田子冬樹厩舎から02年12月にデビューし、5歳時の05年頃からオープンで活躍。06年東京新聞杯では単勝51.8倍の11番人気ながら、オレハマッテルゼ以下を破り快勝した。その後は勝ち星に恵まれず、6月14日のCBC賞(GIII、13着)が最後のレースになった。通算成績68戦8勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。