20日、盛岡競馬場で行われた第13回マーキュリーC(3歳上、交流GIII・ダート2000m、1着賞金2500万円)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気{horse=2004103984:マコトスパルビエロ}(牡5、栗東・鮫島一歩厩舎)が道中は単騎で逃げると、4角で後続に詰め寄られたものの直線に入ると再び引き離し、圧倒的1番人気(単勝1.1倍)に支持されたスマートファルコンに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分04秒0(良)。さらにクビ差の3着には5番人気サカラートが入った。
勝ったマコトスパルビエロは、父ブライアンズタイム、母がJRA1勝のマコトシュンレイ(その父リンドシェーバー)という血統。06年9月にデビューし、2戦目(中京、ダート1700m)で初勝利を挙げた。07年関越S(OP)を勝ってオープン入りを果たすと、続くエルムS(GIII)でも2着に好走。その後も、今年のマーチS(GIII、10着)を除き、ダート重賞では掲示板を外さない堅実な走りを続けていた。通算成績26戦6勝(地方3戦1勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。