23日、門別競馬場で行われた第9回華月賞(3歳、ダート1800m、1着賞金100万円)は、吉田稔騎手騎乗の6番人気エイガゴールド(牡3、北海道・堂山芳則厩舎)が、好位追走から直線に向いて伸びると、先に抜け出した5番人気ムサシをゴール前でアタマ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分54秒2(重)。さらにクビ差の3着には8番人気ビービールミナスが入り、1番人気ファイアーアップは9着に敗れた。
勝ったエイガゴールドは、父ゴールドヘイロー、母は91年マイラーズC(GII)2着のプリティハット(その父マグニテュード)という血統。08年6月に旭川でデビューし、同年11月に10戦目で初勝利。それ以降は勝ち星がなく、今回が重賞初出走だった。通算成績17戦2勝(重賞1勝)。
なお、当初騎乗予定だった宮崎光行騎手が骨折のため、このレースではホッカイドウ競馬で期間限定騎乗中の吉田稔騎手(愛知)が手綱を取っていた。