20日、笠松競馬場で行われた第38回くろゆり賞(3歳上、ダート1600m、1着賞金300万円)は、濱口楠彦騎手騎乗の5番人気ミツアキタービン(牡9、笠松・田口輝彦厩舎)が先団追走から直線で抜け出すと、3番人気カモンネイチャに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(良)。さらに5馬身差の3着には2番人気ウイニングウインドが入った。1番人気エーシンアクセランは6着。
勝ったミツアキタービンは、父ライブリマウント、母カネミタービン(その父スイフトスワロー)という血統。04年にダイオライト記念(交流GII)、オグリキャップ記念(交流GII)を制し、同年のフェブラリーS(GI)でもアドマイヤドンの4着に好走。その後は長期休養を繰り返しながらも出走を続けており、今年3月のマーチC(笠松)では約2年4か月ぶりとなる重賞制覇を果たしている。今回の勝利で重賞7勝目となった。通算成績46戦13勝(うちJRA7戦1勝)。