30日、小倉競馬場で行われた阿蘇S(3歳上OP、ダート1700m)は、浜中俊騎手騎乗の3番人気マルブツリード(牡6、栗東・大根田裕之厩舎)が、好位追走から4角で先頭に並びかけると、直線を向いてリードを広げ、2番人気メイショウクオリアに1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒2(良)。さらにアタマ差の3着には7番人気メイショウサライが入った。1番人気のニューイチトクは4着に敗れている。
勝ったマルブツリードは、父アフリート、母シェーラザード(その父Sadler's Wells)という血統。05年9月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、ダートの中距離戦を中心に勝ち星を重ねて、08年梅田S(1600万下、阪神・ダート2000m)を勝ってオープン入り。ブリリアントS(OP)3着、師走S(OP)2着とオープンで好走を続け、今年7月のKBC杯(OP)で初オープン勝ち。前走の関越S(OP)は7着に敗れていた。通算成績29戦7勝(うち地方1戦0勝)。