香港3冠レース第3戦目となるG1香港チャンピオンズ&チャターC(3歳以上、2400m)が1日、シャティン競馬場で開催され、この日初めて手綱をとったオーストラリアのB.プレブル騎手騎乗のプレシジョン(父アナバー)が2分30秒40で優勝した。直線では、牝馬ながら香港ダービー馬となった1番人気のエレガントファッション(父デインウィン)と一騎打ちになったが、最後はエレガントファッションを半馬身差しりぞけて5勝目をあげた。
プレシジョンは超スローペースとなった昨年12月の香港Cで、人気薄ながらも日本のエイシンプレストンや昨年のワールドシリーズチャンピオン馬グランディラらを破り優勝したが、それ以降は4戦して勝ち星をあげておらず、4月27日のクイーンエリザベス2世Cでも、エイシンプレストンの10着と大敗している。D.オウトン調教師によると、来シーズンは香港ヴァーズか香港カップを目標にすると話している。