12日、中山競馬場で行われた秋華賞トライアル・紫苑S(3歳OP、芝2000m)は、北村宏司騎手騎乗の11番人気{horse=2006103964:ダイアナバローズ}(牝3、美浦・小笠倫弘厩舎)が後方追走から直線馬群を割ると、内から伸びた4番人気ラインドリームとの競り合いを1/2馬身制して優勝した。勝ちタイムは2分00秒4(良)。さらにクビ差の3着には5番人気エオリアンハープ、1番人気デリキットピースは9着に敗れた。なお、上位2頭には秋華賞(GI)の優先出走権が与えられる。
勝ったダイアナバローズは、父シンボリクリスエス、母チッキーズディスコ(その父Shirley Heights)という血統。デビュー4戦目の未勝利戦(中山・ダート1800m)を勝ち上がると、果敢に挑戦したフラワーC(GIII)は5着。5月の3歳500万下(東京・芝1800m)で2勝目を挙げてオークス(GI、7着)にも出走していた。前走の関東オークス(交流GII)は2番人気に推されるも9着に敗れていた。通算成績9戦3勝(うち地方1戦0勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。