8日、園田競馬場で行われた第49回姫山菊花賞(3歳上、ダート1700m、1着賞金400万円)は、尾島徹騎手騎乗の1番人気マルヨフェニックス(牡5、笠松・柴田高志厩舎)が道中は好位を追走し、2周目の3角手前で先頭に立つと、そのまま後続とのリードを広げ、3番人気コスモトノ(兵庫)に5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分46秒9(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気ブラックポイント(笠松)が入った。
勝ったマルヨフェニックスは、父エイシンサンディ、母ビューティーエミ(その父ビーインボナンザ)という血統。東海地区で重賞3勝を挙げている他、07年黒潮盃(大井、南関東G2)、今年のオッズパークグランプリ2009(園田)を制すなど全国区での活躍を見せており、前走のスパーキングサマーC(川崎、南関東G3)も完勝していた。通算成績27戦12勝(うちJRA1戦0勝、重賞8勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。