現地時間17日、加・ウッドバイン競馬場で行われたカナディアン国際S(3歳上、加G1・芝12f、8頭立て)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気シャンゼリゼ Champs Elysees(牡6、米・R.フランケル厩舎)が、ジュークボックスジュリー Jukebox Juryに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分28秒36(良)。さらに2馬身差の3着にブチェラッティ Buccellatiが入った。
勝ったシャンゼリゼは、父デインヒル、母Hasili(その父Kahyasi)という血統の英国産馬。全姉にジャックルマロワ賞(仏G1)などG1・3勝のバンクスヒル Banks Hill、BCフィリー&メアターフ(米G1)などG1・2勝のインターコンチネンタル Intercontinental、全兄にマンノウォーS(米G1)などG1・2勝のカシーク Cacique、凱旋門賞馬レイルリンク Rail Linkの父ダンシリ Dansili、半姉にメイトリアークS(米G1)などG1・2勝のヒートヘイズ Heat Haze(父Green Desert)などがいる良血。
05年11月に仏・A.ファーブル厩舎からデビューし、フランス在籍時は07年エドゥヴィル賞(仏G3)を勝利。同年に現厩舎へ移籍後、08年ノーザンダンサーターフS(加G1)、ハリウッドターフCS(米G1)を勝利した。昨年のこのレースは3着に入っていた。