キンシャサノキセキ、1年4か月ぶりの勝利/スワンS

2009年10月31日 15:35

 31日、京都競馬場で行われたスワンS(3歳上、GII・芝1400m)は、C.スミヨン騎手騎乗の4番人気キンシャサノキセキ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)が、好位追走から直線を向くと16番人気アーリーロブストとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイム1分20秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気マルカフェニックスが入った。1番人気のスズカコーズウェイは5着に敗れている。

 勝ったキンシャサノキセキは、父フジキセキ、母ケルトシャーン(その父Pleasant Colony)という血統の豪州産馬。伯父にリュパン賞(仏G1)など仏重賞5勝を挙げた種牡馬グルームダンサーがいる。05年12月のデビューから2連勝を飾ると、その後も短距離戦線で堅実な走りを披露。08年函館スプリントS(GIII)で重賞初制覇を達成すると、同年のスプリンターズS(GI)も2着と好走した。しかし、今年は二桁着順が続いており、前走のスプリンターズSでは12着に敗れていた。通算成績23戦7勝(重賞2勝)。

 鞍上のC.スミヨン騎手はJRA重賞初制覇。管理する堀宣行調教師はこのレース初制覇。JRA重賞は今年の阪神牝馬S(GII、ジョリーダンス)以来となる通算8勝目となった。

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