13日、香港・シャティン競馬場で行われた香港カップ(3歳上、香G1・芝2000m)は、O.ペリエ騎手騎乗のヴィジョンデタ Vision d'Etatが、コレクション Collectionに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒86(良)。勝ち馬から3.1/4馬身差の3着にはプレスヴィス Presvisが入り、田中博康騎手が騎乗した日本のクィーンスプマンテは、先手を奪ったものの直線で失速して最下位10着に敗れた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴィジョンデタ(牡4)
父:チチカステナンゴ
母:Uberaba
母父:Garde Royale
厩舎:仏・E.リボー
生産国:仏
通算成績:13戦9勝
主な勝ち鞍:08年-仏ダービー(仏G1)、09年-ガネー賞(仏G1)、プリンスオブウェールズS(英G1)
【小島茂之調教師のコメント】
「思ったより壁が厚かったです。馬の状態はよくなったという手ごたえはあり、自分の競馬はできましたが、敗因は2000mという距離なのか重い芝のせいなのか、現時点ではわかりません。今後は、繁殖馬として社台ファームで繋養される予定です」
【田中博康騎手(クィーンスプマンテ騎乗)のコメント】
「自分の競馬はできましたが、前走みたいに楽にはリードできませんでした。馬の状態は良かったですが、芝が重かった気がします。いい経験をさせたくれたクィーンスプマンテに感謝しています」