戦闘態勢は整った。{horse=2007102923:ヴィクトワールピサ}は坂路を力強く駆け上がった。今にもはじけそうな雰囲気でラストは軽く脚を伸ばした。清山助手は「無理をする形ではなく、たまってるエネルギーを少しだけ開放する感じ。それだけ状態はいい」と確かな手応えをつかむ。クラシックに直結するレースとして注目を集める舞台。「大跳びなので渋った馬場は心配だが、力があるのでこなしてくれるはず。ファンに来年へ向けて楽しみを提供する存在になってほしいし、それだけの能力はある」と3連勝を描いていた。
{horse=2007103927:メイショウホンマル}はCWでラストをサッと流した。休み明けの京都2歳Sで2着。「休ませてしっかりしてきた。上積みはあると思うし、どんな競馬をしてくれるか」と西浦師は前進を見込んだ。
{horse=2007110012:コスモファントム}は角馬場で入念に。増井助手は「グンと気合が乗ってきたし、状態はいい。掛かる馬ではないし、スタミナもあるので距離は心配していない。ここでも通用すると思う」と好勝負を期待していた。
無傷2連勝の{horse=2007100395:サクラエルドール}は坂路をしっかりとした脚取りで1本。友道師は「センスと勝負根性がある。大事に間隔をあけて使っているが、動きは相変わらずいい」と胸を張る。
提供:デイリースポーツ