ニューヨーク3冠牝馬の第3戦G1アラバマS(10f)が17日、サラトガで開催される。注目は、第1戦9fのG1マザーグースSに続いて第2戦12fのG1CCAオークスに連勝したR.フランケル厩舎のスポークンファー(父ノートブック)。ここに優勝し、ニューヨーク3冠牝馬(トリプルティアラ)に与えられるボーナス賞金200万ドルを獲得できるか期待が持たれる。
目下5連勝中のスポークンファーの強敵となるのが、G1ケンタッキーオークスとG1エイコーンS勝馬バードタウン(父ケープタウン)。前走のG1テストS(7f)は2着となっているが、昨年のケンタッキーオークスとアラバマSを制したファーダアミーガが米3歳チャンピオン牝馬となったように、バードタウンがもしもこのレースに勝てばチャンピオン牝馬に一歩近づくことになる。アラバマSには6頭が出走予定。