注目の良血馬が東上する。父クロフネ、母アドマイヤグルーヴ。超一流の血を受け継ぐ
アドマイヤテンバが中山へ遠征。初めて重賞に挑戦する。
ハードに攻める必要はない。追い切りは栗東坂路で
アドマイヤマリン(3歳未勝利)と併せ馬。時計は4F53.6-計不-13.0秒。攻め駆けするパートナーに対して1馬身半遅れたが、余力を十分に残してのものだ。橋田師は「むきにならないようにやっている。相手も走る馬だし、輸送もあるので予定通りです」と納得の様子を見せた。
メンバーが強くなり、距離もマイルに短縮。だが、トレーナーにとっては、不安よりも期待の方が大きい。「それなりに走ってくれると思うし、むしろ、マイルの方が向いていると思う」。普段の調整でも
テンションが上がらないように注意を払っているだけに、流れが速くなる方が、レースはしやすくなりそうだ。
主戦の安藤勝も手応えをつかんでいる。「まだふわふわしたところはあるが、前走でポンと出してから下げたら、スッと下がったし、行かせれば行ける感じだった。器用な感じなので、マイルも心配していない」。クラシックへ向けて、弾みをつけるためにも大事な一戦。春の主役候補へと名乗りを上げる。
提供:デイリースポーツ