300回出走のダイナブロスが引退

2010年01月13日 18:30

 高知県競馬組合は、平地の国内最多出走記録(※)を樹立し、通算300戦を走破したダイナブロス(牡14、高知・田中守厩舎)が引退すると発表した。

 ダイナブロスは98年に県営新潟競馬からデビュー後、岩手や上山競馬などを経て、03年12月に高知へ転入。その後もコンスタントに出走回数を重ね、08年11月には、それまでの記録を保持していたヒカルサザンクロス(高知)の「266戦」を超え、初出走から約11年6か月後の09年12月31日・高知5Rで通算出走回数「300戦」を走破。

 また、その間、長期の休養はほとんどなく、これまでの総レース走行距離は「406.65km」にも達した。

 なお、今後は愛媛県新居浜市の乗馬クラブで乗用馬として過ごす予定となっている。

【田中守調教師のコメント】
「まだまだ元気で丈夫な馬ですが、300回出走ということで、きりをつけることにしました。今後は愛媛県の新居浜市の乗馬クラブでお世話になりますが、丈夫な馬だけに良い乗用馬になると思います。これからは違ったかたちで頑張って欲しいです」

※NARの競走馬成績書が整備された69年以前の参考記録としては、春木競馬のコガネマル(アラ系)が53年〜63年にかけて平地と障害で476戦、ばんえい競馬のトヨタカが63年〜73年にかけて374戦している。

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