タイムチェイサーは美浦坂路を1本駆け上がり、最終調整を完了した。「追い切りのあとも順調。いい雰囲気ですよ」と尾形助手は話す。ギリギリまで出否が未定だったが「相手関係を検討していただけで、調教はきちんとしていますし態勢を整えての出走です。いきなりの重賞挑戦ですが、能力は高いので」と奮闘を期待した。
フーガフューグは、美浦坂路を4F69.2秒のタイムで1本。動きを見届けた阿部師は「いい雰囲気だったね」と満足そうにうなずく。「間隔があいているから、馬はすごく元気。カイ食いもいいしね。のんびり行ってしまいを生かす競馬になるだろう。楽しみにしている」と、期待を膨らませていた。
トーセンマリーンは美浦坂路を2本。「悪くなかった。先週までは太かったけど、ここにきてだいぶ絞れてきました」と宗像師は態勢が整ったことを告げる。キャリアはわずか1戦、しかも久々での重賞挑戦。だが期待は抱いている。「さすがに条件は厳しいけど、どんな競馬をしてくれるのか楽しみ」と語った。
提供:デイリースポーツ