ダイワバーバリアン、豪快デモも余力アリ/きさらぎ賞

2010年02月11日 12:00

 馬場開場からモヤに包まれた栗東CW、そのスタンド前にダイワバーバリアンは登場した。バトルブリンディス(5歳1000万下)を追いかけてモヤに消え去ると、再びその姿が現れたのは最後の1F。横並びの状態から力強い反応で抜け出す。ラストは頭が上がる場面が見られたが、それでも勢いは衰えず、時計は1F12.9秒。アッという間に3馬身先着した。

 手綱を取った安藤助手は好感触を得て、3歳初戦に送り出す。「6Fでは2馬身ほど追走して、最後は馬体を合わせました。併せるとムキになる面や力んで走るところがあるが、追い切りでそこをクリアできたのは大きい。抜け出して遊んでいたように、まだ余裕がありましたよ」。伸び盛りの若駒、短期間での精神的な成長に目を細めた。

 5か月半ぶりとなるアドマイヤロイヤルは栗東坂路で併せ馬。追い比べで1馬身遅れたが、4F52.0-13.0秒は自己ベスト。「前半で力んで走っていたので動けなかったが、息の入りは良かった」と安藤勝の感触は上々だ。「目方は20kgくらい増えているかもしれないが、成長を感じる。能力は高いと思っているので、どこまでやれるか」と橋田師は注目する。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。