10番人気の伏兵
メンブランツァ(牝、父タイキシャトル、美浦・矢野照)がまんまと逃げ切った。レースは各馬、牽制し合う中、終始マイペースで運び、直線に入っても余力たっぷり。1番人気
アルアラビアン(2着)が懸命に追いすがろうとしたが、ゴール前でもうひと伸びを見せて完勝した。勝ち時計は1分38秒8と平凡だったが、その勝ちっぷりは先々まで期待を抱かせる好内容だった。「ゲート練習でスタートが速かったから、いいなとは思っていた。レースでも思い通りのスタートが切れて、道中もマイペース。うまくいったね」と騎乗した江田照はしてやったりと笑顔だった。今後について「小さい馬だから次走は未定」と矢野照師。いったん放牧に出される予定だ。
提供:デイリースポーツ