ヘッドライナーは当初、翌週のオーシャンSを視野に入れていた。しかし、よりベストの条件を求めて、開幕週の仁川にチャレンジを決めた。「(僚馬の)
エイシンタイガーと比べると、道中は我慢はできる。こちらは7F戦もこなせるしね。行く形がベストだが、差して勝つ競馬も経験している。流れにも乗りやすいんじゃないかな」と西園師は久々の距離を前向きにとらえる。
今回が休み明け4走目。前走の淀短距離S(5着)では498キロと使いながら体が増えていた。「放牧から帰ってきて、ずいぶんと体に実が入ってきた。ここにきて成長してきているようですね。前走も今までのようにバタッと止まっていない。力をつけていますよ」と師。本番の高松宮記念(3月28日・中京)へ向け、重賞奪取で弾みをつける。
8歳馬
トウショウカレッジは、18日の栗東坂路で4F50秒9の好時計。年齢的な衰えを感じさせない。火曜は坂路からCWへ。「使ったことで走る気になっているね。発汗量が多いのは代謝がいい証拠でしょう。ふっくらといい体つきだし、56キロで出走できるのは魅力。前が止まってくれるか」と坂井助手は展開の
アシストを願う。
提供:デイリースポーツ