現地時間27日、ドバイ・メイダン競馬場でドバイミーティングに出走した日本馬の関係者レース後コメントは以下の通り。
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レッドディザイアドバイワールドカップ11着
【松永幹夫調教師のコメント】
前走もスローだったが、折り合いが付いていたのに、今回は道中で力みハミを噛んでしまった。その分、最後は伸びませんでしたね。馬が上がってきてから無事だったので、今後のことは帰国してから考えます。
【C.
スミヨン騎手のコメント】
この馬が日本でどんな競馬をしているかはよく知らないので単純に比較はできないが、今日のパドックではややエキサイトしていた。スタートからハミを取っていたわけではないが、他馬に寄られて行きたがってしまった。直線でエンジンが掛かり始めるときに、外を走っていた馬がヨレてしまった。それを馬が気にしてしまい、抜け出すことができなかった。数々のレースで名馬に跨ってきたので、
レッドディザイアが素晴らしい馬であることが分かるだけに残念です。
【西川哲代表のコメント】
ごちゃついて、タフな競馬となりましたが、女の子ですからね。この経験を活かして、また強い馬を作っていきたいです。今後については未定。調教師と相談して決めます。
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ブエナビスタドバイシーマクラシック2着
【松田博調教師のコメント】
「あそこまでいったらもうちょっとと思ったが、ペースが遅かった。あれで最後伸びてくれたので満足しています。ジョッキーにはレース前
リラックスして乗ってくれといいました。上出来でしょう。今後は状態を見て考えますが、今のところ無事でよかった。ファンの皆様応援ありがとうございました。」
【O.ペリエ騎手のコメント】
「今朝見ても、馬が
リラックスして良かったし、パドックの様子も良かった。ゲートの中でエキサイティングしてしまったので、スタートはあまり良くなかったが、すぐにコーナーなのでゆっくり出て行きました。向正面でペースが落ちて他馬と接触したが影響はなかった。4コーナーでは
スパニッシュムーンの後ろをついて行こうと思った。とっても強い牝馬なので凱旋門賞も狙えるんじゃないかな。」
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ローレルゲレイロドバイゴールデンシャヒーン・4着
【昆調教師のコメント】
「パドックでは入れ込んでいるわけではなく、気合は良かった。初ブリンカーは香港で負けたとき、ドバイに選ばれたら装着しようと思っていた。スタートはナイターも初めてだったし戸惑ったかな。勝ち馬に早めに交わされているので普通だったら惨敗のレースだが、頑張っている。自分の競馬が出来ての4着で、ドバイの競馬にも対応できたと思います。」
【藤田騎手のコメント】
「馬場については、日本にもポリトラックがあるし、オールウェザーコースは心配していなかった。走った感じは走りやすかった。思った以上に
ゲレイロらしい
スピードを見せてくれなかったのは残念でした。」
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グロリアスノアゴドルフィンマイル・4着
【矢作調教師のコメント】
「向正面で馬込みで押し込められたが、全然気にしていなかった。日本と同じ雰囲気でスゴイと思った。4コーナーで手応えが悪かったことに関しては、いつものことなので気にしていなかった。経験を積む出走と言われたが、勝ちにきていたので結果は悔しいです。今後はトモに疲れがでやすいタイプなので戻ってからチェックしていきたい。」
【小林慎騎手のコメント】
「この馬のいいところは、どこにいっても堂々としているところ。スタートは早くないと思ったけど、他馬より早く出て行った。4コーナーで手応えがなくなったけど、そこからもう1回伸びてくれるのがいいところ。よく頑張ってくれました。相手が強かったですね。」