21日、阪神競馬場で行われた第21回ローズS(G2、芝2000m)は、武豊騎乗の
アドマイヤグルーヴが快勝。勝ちタイムは2分1秒5。2着
ヤマカツリリー、3着
ベストアルバムまでが秋華賞の優先出走権を手にした。1番人気の
スティルインラブは5着に敗れた。
レースは、安藤勝己騎乗の
ヤマカツリリーが2番手以下を大きく離して逃げ、大きくリードしたまま直線に入った。中団から徐々に進出してきた
アドマイヤグルーヴは直線に入ってから追い出され、一気に加速。きっちり前をとらえたばかりか、1馬身差もの差をつけてゴール。春2冠で1番人気に押された実力を示した。4着に2歳女王の
ピースオブワールド。2冠馬
スティルインラブは大幅な馬体重がこたえたのか伸びきれず5着。
アドマイヤグルーヴは、父サンデーサイレンス、母エアグルーヴという血統で、これで重賞初制覇、通算成績は6戦4勝。武豊騎手は同レース4勝目。管理する橋田満調教師は初勝利。