トーホウドルチェが重賞初制覇/交流GIII・マリーンC

2010年04月14日 16:15

 14日、船橋競馬場で行われた第14回マリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金2500万円)は、四位洋文騎手騎乗の4番人気トーホウドルチェが2番手追走から、直線脚を伸ばし先頭に躍り出ると、追い上げた1番人気ラヴェリータをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気ユキチャンが入った。

 勝ったトーホウドルチェはこれが重賞初制覇となった。なお、トーホウドルチェ関係者によるレース後のコメントは以下のとおり。

【四位騎手】
 ここ数週間、攻め馬に乗っていて、調子がいいのはわかっていた。最初はハナに行こうかと思ったけど、2番手でうまく折り合えた。あとの相手はユキチャンと岩田くんの馬(ラヴェリータ)だとは思っていた。最後はバテバテで交わされたかと思ったけど、なんとか粘ってくれた。

 今日は久々に船橋で勝たせてもらった。久々すぎて、道に迷ってしまうくらいだったので、次回はスッと来られるようにしたい。

【田島良保調教師】
 距離とか体重とか気になっていたが、頑張ってくれた。ジョッキーが調教も乗ってくれていたので、注文はなかった。うまく馬の気持ちをなだめてくれた。

 小回りには期待していたが、一周回るのが初めてだったので心配していた。最後は調教師席から見ていて3着かと思った。今後は小回り左回りも問題ないとわかったので、ダートグレード競走を使っていきたい。

【勝ち馬プロフィール】
◆トーホウドルチェ(牝5)
父:サウスヴィグラス
母:トーホウウインド
母父:ブライアンズタイム
厩舎:栗東・田島良保
馬主:東豊物産
生産者:竹島幸治
通算成績:24戦6勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)
主な成績:09年プロキオンS(GIII)2着

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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