英・アスコット競馬場で27日、G1クイーンエリザベス2世S(3歳上、8f)が開催される。
本命視されるのは、今季G1・3勝のファルブラヴ(父Fairy King)。6日に行われた前走のG1愛チャンピオンSでは、ハイチャパラルに僅差で2着に敗れたが、ここで巻き返しをはかる。
そのほか、ゴドルフィンのドバイディスティネーション(父Kingmambo、母Mysteriesは、仏アベイユドロンシャン賞や英ジュライC優勝馬アグネスワールドや、最優秀短距離馬ヒシアケボノの兄弟にあたる)、そして英1000ギニー、G1コロネーションS、G1ナッソーSとG1・3連勝のM.スタウト厩舎のラシアンリズム(父キングマンボ)、さらにこのレース連覇を狙うT.ミルズ厩舎の4歳馬ホウェアオアホウェン(父デインヒルダンサー)らが注目されている。
現在14頭が出走を予定しているが、シェイク・マクトゥーム殿下が所有する3歳馬イクトゥヤー(父アンファウェイン)を管理するJ.ゴスデン調教師は、レース当日の天候によっては出走を回避する意向を明らかにしている。
なお、レースの模様は、9月28日にNHK衛星第一の「世界の競馬〜クイーンエリザベス2世ステークス」(21時〜21時20分)で放送される。