9日、大井競馬場で行われた東京盃(交流G3・ダート1190m)は好位3番手を進んだ地元大井の
ハタノアドニスが、直線で1番人気のサウスヴィグラスを交わし、4馬身差をつける快勝。勝ち時計は1分10秒6。交流重賞になってからは2000年の
ベラミロードのレコード(1分10秒2)に次ぐ好時計だった。2着に敗れたサウスヴィグラスの重賞連勝記録は6でストップ。3着に川崎のエスプリシーズ、4着、5着に中央のノボトゥルー、ノボジャックが入った。
ハタノアドニス(牡7、大井・高橋三郎厩舎)は父アジュディケーティング、母グリンパサーという血統。元中央所属で、中央時代には武田尾S(1600万下)などに勝っている。前走のアフター5スター賞も
ラヴァリーフリッグに5馬身をつけ圧勝するなど、重賞は4勝しているが交流重賞は初制覇。通算成績は31戦11勝(中央19戦6勝)。