セイウンワンダー結果次第で宝塚参戦も/エプソムC

2010年06月10日 12:04

 {horse=2006106430:セイウンワンダー}の最終追い切りは、栗東CWでトウショウカズン(3歳500万下)との併せ馬。先導される形でゆっくりと追走し、直線で内に入って馬体を並べると、ムチを受けながら懸命に食い下がる相手に楽な手応えで半馬身先着を決めた。6F82.0-37.5-12.2秒。賞金不足で安田記念を除外された影響はみじんもない。領家師は「やる気になっている。力は出せます」と胸を張った。

 1週前はハードに追い切り、ほぼ態勢は整っていた。今週は長距離輸送を考慮してソフトな内容。それでも大きな体から繰り出す力強いフットワークからは、迫力が十分に伝わってきた。微調整が完了し、2週連続でケイコに騎乗した福永も好感触。「順調に来ているし、予定通りの調教ができた。太く見えるのは体形的なものもある」と納得の様子だった。

 実績は一枚抜けており、脚質的に条件もピッタリ。不安材料はまったくない。結果次第では宝塚記念(27日・阪神)の参戦プランもある。再び大舞台でスポットライトを浴びるため、主役の座は譲れない。

 {horse=2003102977:キャプテンベガ}が栗東坂路で4F55.8-40.2-13.1秒。最後は軽く気合をつけてフィニッシュを決めた。松田博師は「年齢を重ねて、だいぶ素直になった。上積みはあまり期待できないかもしれないが、気性面でいい部分が出てきた」と精神面での成長を評価した。展開に左右されるタイプだが、強力な末脚を保っている。「東京も合うので、何とかしてもらいたい」と期待した。

提供:デイリースポーツ

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