昨年のブリーダーズCクラシック(米G1)の勝ち馬ヴォルポニ Volponi(牡5、米国)が、最下位の10着に敗れた先日のブリーダーズCクラシックを最後に引退することが発表された。今後は種牡馬となるが、繋養先はまだ決まっていない。
ヴォルポニは父Cryptoclearance、母Prom Knightという血統。2歳時にピルグリムS(米G3)を勝ったが、クラシック戦線には出走せず、地道に力を付けていき3歳時にペガサスS(米G2)、4歳時にはポーカーH(米G3)に勝ち、その年、12頭立て最低人気で出走したブリーダーズCクラシックで、メダグリアドーロ Medaglia d'Oroに6.1/2馬身の大差を付ける圧勝で初G1を獲得。今年も勝ち鞍こそなかったが、サバーバンH(米G1)、ホイットニーH(米G1)で2着などトップクラスで健闘していた。通算成績は31戦7勝(うち重賞4勝)。