仕切り直しでオープンに再挑戦。{horse=2004105791:トーホウアタック}は和田を背に、栗東坂路を単走で追われた。馬場整地直後の走りやすいコンディションだったが、脚色が乱れることなくシャープに登坂した。柴田光師は「ケイコは走るタイプでないが、(4F)52秒台では動いていたと思う。(ブリリアントSは)大事を取って出走をやめたが、数は乗り込んでいたからね。休み明けでも太めはないし、仕上がりは悪くないよ」と態勢は整っている。
重賞初挑戦で好メンバーがそろった。実績も1700m以上に集中と距離適性は気になる。「初めての1400m。道中は押っつけ通しになるかもしれないが、レースでは一生懸命に走ってくれる。右回りではもたれる面があるだけに、前走の勝利は収穫だったね。前が崩れてくれれば」。仁川で再度、波乱の主役を演じる。
{horse=2001107391:タマモホットプレイ}は栗東坂路で4F53.1-38.5-12.0秒。メイショウタフ(3歳500万下)に半馬身先着。9歳馬とは思えない反応の良さに、またがった渡辺も「使って良くなっている。減っていた体も戻っているのでは」と納得の表情。全弟タマモナイスプレイが先週オープン勝ち。再度、南井厩舎と渡辺がタッグを結成し、今回は重賞獲りに挑む。
提供:デイリースポーツ