14日、大井競馬場で行われた第12回ジャパンダートダービー(3歳、交流GI・ダート2000m、1着賞金5000万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の6番人気マグニフィカがスタート直後からハナに立って逃げると、直線に入っても脚は衰えず粘り切り、外から追い上げた3番人気コスモファントムに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分05秒2(重)。さらにアタマ差の3着には5番人気バトードールが入り、圧倒的1番人気(単勝1.5倍)に支持されたバーディバーディは6着に敗れている。
鞍上の戸崎圭太騎手はジャパンダートダービー初勝利。なお、今年は金盃(南関東G2)をマズルブラストで、東京ダービー(南関東G1)をマカニビスティーで、帝王賞(交流GI)をフリオーソでそれぞれ制しており、今年これまでに大井ダート2000mで実施された重賞4レース全てに勝利している。また、管理する川島正行調教師はフリオーソで制した07年以来となるジャパンダートダービー2勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆マグニフィカ(牡3)
父:ゼンノロブロイ
母:フサイチエレガンス
母父:Rahy
厩舎:船橋・川島正行
通算成績:9戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:東京湾C(南関東G3)
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。