3日から10日間に渡り開催された、キーンランド・ノヴェンバー・ブリーディングストックセールが終了。繁殖セール史上世界最高落札価格を樹立するなど、大盛況に終わった。
前回お伝えした他では、昨年他界したアーメド・サルマン殿下の所有馬のディスパーザルで、普段は市場で見ることができないレアな馬たちが続々と登場。キャッシュラン Cash Runに次ぎ2番目に高額となったウインドシャープ Windsharp(牝12・父Lear Fan)もその1頭で、ジョン・ファーガソン・ブラッドストックが610万ドル(約6億7100万円)で落札した。同馬は先月行われたBCターフで同着優勝となったジョハー Johar(父Gone West)の母として知られている。
今回のセールでは全体で3337頭が上場され、うち2614頭が売却(主取り率は21.4%)。平均価格は昨年比14.7%増の9万310ドル(約993万円)で、中間価格も昨年比14.3%増の3万2000ドル(約352万円)となった。