デグラーティアなど重賞ウイナー3頭が登録抹消

2010年08月18日 19:05

 JRAは18日、08年小倉2歳S(GIII)を制したデグラーティア(牝4、栗東・宮本博厩舎)が19日付で、08年アーリントンC(GIII)を制したダンツキッスイ(牡5、栗東・本田優厩舎)が20日付で、06年アーリントンC(GIII)、京成杯AH(GIII)を制したステキシンスケクン(牡7、栗東・森秀行厩舎)が18日付で、それぞれ競走馬登録を抹消すると発表した。

 デグラーティアは父フジキセキ、母デフィニット(その父デヒア)という血統。08年7月のデビューから3連勝で小倉2歳Sを制した他、今年の北九州短距離S(1600万下)を制し、前走の北九州記念(GIII)では1番人気の支持を集めた。このレースで5着に敗れた後、左前肢のヒザの骨折が判明していた。通算成績9戦4勝(重賞1勝)。引退後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。

 ダンツキッスイは父シンボリクリスエス、母サンフラワーガール(その父タイキシャトル)という血統。08年アーリントンCを制した他、08年サマーチャンピオン(交流GIII)で2着に入るなどダートでも活躍した。前々走で障害デビューを果たしたが、続く前走の障害未勝利戦で右肩跛行を発症し競走を中止していた。通算成績23戦3勝(うち障害2戦0勝、地方1戦0勝、重賞1勝)。なお、同馬は浦和競馬に移籍する予定となっている。

 ステキシンスケクンは父Danzig、母Autumn Moon(その父Mr. Prospector)という血統の米国産馬。06年アーリントンC、京成杯AHと3歳時に重賞2勝を挙げ、その後も芝短距離路線を中心に活躍した。昨年の札幌記念(GII、16着)を最後にチリで種牡馬に転身することが陣営より発表されていた。通算成績31戦4勝(うち地方2戦0勝、重賞2勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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