12日、阪神競馬場で行われたサ
マースプリントシリーズ最終戦・第24回
セントウルS(3歳上、GII・芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の4番人気
ダッシャーゴーゴーが中団追走から徐々に進出し、直線外から脚を伸ばして先頭に立つと、その後方から馬群を割って追い込んだ2番人気
グリーンバーディーをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分08秒0(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気
メリッサが入った。
ダッシャーゴーゴーは昨年の小倉2歳S(GIII)、今年のCBC賞(GIII)でともに2着に好走していたが、重賞制覇は今回が初となる。また、98年のマイネルラヴ以来12年ぶりの3歳馬による
セントウルS制覇を果たした。鞍上の川田将雅騎手は07年の
サンアディユ以来となるこのレース2勝目、管理する安田隆行調教師は
セントウルS初制覇。
なお、サ
マースプリントシリーズの最終成績は、対象レースを2勝(函館スプリントS、キーンランドC)して20ポイントを獲得した
ワンカラットが総合優勝を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ダッシャーゴーゴー(牡3)
父:サクラバクシンオー
母:ネガノ
母父:Miswaki
厩舎:栗東・安田隆行
通算成績:10戦3勝(重賞1勝)
主な戦績:09年小倉2歳S2着、10年CBC賞2着など