重賞初制覇へ闘志満々だ。
キングスエンブレムは坂路を軽快に駆け上がり状態の良さを示した。「叩いた上積みも見込めるが、見た目の感じは変わらない。いい意味で平行線」と古川助手は仕上がりに胸を張る。5か月ぶりの前走は中団から鋭く抜け出した。「勝つときは鮮やか。でも、2、3走前は大敗しているしね。まともに走れば重賞でもやれる力はあると思う」と意欲を見せる。
ワンダースピードは坂路を駆けたあと、ゲートへ。「今週、追い切って仕上がった。スイッチが入ったね。賢い馬なので競馬が近づいたのが分かるみたい」と山下助手。9か月半ぶりだが、戦闘モードに突入している。同厩舎の
サクラロミオはCWからゲートへ。額田助手は「休む前と変わらない。まだ底を見せていないし、スムーズに流れれば」と期待を込めた。
ラヴェリータはCWで汗を流した。牧口助手は「帰厩後もそれなりにメニューを消化。まだ完調とは言えないが、態勢は整った。しっかりと賞金を加算してほしい」。
巨漢馬クリーンは坂路で4F64.9-47.5-13.7秒。音無師は「いい状態をキープしている。相手は強くなるので、どこまでやれるか」と話した。
提供:デイリースポーツ