98年神戸新聞杯(G2)をはじめ平地、障害重賞を4勝したカネトシガバナー(牡8、栗東・野村彰彦厩舎)が、25日付で競走馬登録を抹消、引退することになった。今後は浦河の日高スタリオンステーションで種牡馬となる予定。
カネトシガバナーは父アンバーシャダイ、母カネトシクインという血統。98年の神戸新聞杯、愛知杯(G3)を制し、2001年に障害入りしてからも同年東京ハイJ(J・G2)、03年阪神スプリングJ(J・G2)を制すなど息の長い活躍を見せた。ラストランとなった中日新聞杯(G3)では2年8ヶ月ぶりに平地競走に出走し15着だった。通算成績58戦10勝(うち平地重賞2勝、障害重賞2勝)。