西園厩舎は3本の矢で重賞奪取をもくろむ。5か月ぶりとなる
エーシンフォワードは、栗東坂路で4F72.9秒と軽め。指揮官は「しっかりと仕上がっている。天気予報の通りなら、極端に馬場が悪いなかでのレースは初めて。未知数だけど、血統面からはこなしてくれると思う。次を予定するマイルCSというよりもベストの7F戦。鉄砲駆けは利くし、勝ちにいくつもりで」と力が入る。
ヘッドライナーも坂路で4F70.5秒。軽快なフットワークが好調ぶりを物語る。「(勝った)CBC賞はどしゃぶりだった。馬場が渋る分にはプラスでしょう。前走は競馬をしていない。千四も勝っているし、うまく流れに乗って」と反撃を見据えた。
マイネルレーニアは坂路を2本のメニューを消化。「前走は59キロを背負っていたが、自分の形なら粘れていた。7Fはベスト。上積みは見込めるし、何が何でも行く形で」と先手を奪う。
オパールSで復活を遂げた
グランプリエンゼルは、坂路を馬なりで4F64.4-15.0秒。矢作師は「前走よりも状態はいいくらい。唯一の不安を挙げるなら斤量。敏感なタイプなので55キロがどうか」と2キロ増を気にするが、不良馬場の前走を制しているだけに雨予報は歓迎していた。
提供:デイリースポーツ