11日、京都9R・福寿草特別(3歳500万下・芝2000m)でサンデーサイレンス産駒のロードマーシャル(牡3、栗東・山内研二厩舎)が勝利。これで同馬の産駒はJRA通算1750勝となり、10日の中山6R・3歳新馬戦(勝ち馬ピサノバーキン)でノーザンテーストに並んだ記録をあっさり破った。ノーザンテーストが25年かかったのに対し、サンデーサイレンスは産駒デビュー11年目で、驚異的なスピード記録となった。
サンデーサイレンスは1986年米国生まれで、父Halo、母Wishing Wellという血統。89年のケンタッキーダービー(米G1)、BCクラシック(米G1)に勝って米年度代表馬に選ばれ、91年から日本で種牡馬入り。初年度からタヤスツヨシ(日本ダービー)らのクラシックホースを輩出したほか、日本競馬史のあらゆる記録を塗り替え、95年から9年連続リーディングサイアーに輝いている。02年8月に死亡し、現1歳が最後の世代。